小児の口腔育成はなぜ大切なのか?横浜駅徒歩5分の野中歯科医院
予防歯科が得意な歯科医院、野中歯科医院です。
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前回は“虫歯になりやすい人”にならない為に子供のころからの生活習慣が大切という話をさせていただきました。
今日は子供の口腔育成についてお話させていただきます。
「子供の成長は口から」と言われます。
口(上あご)が成長することによりその上にある空気の通り(鼻)
を大きく成長させ、生きるために必要不可欠な酸素を取り込みやすくなります。
もちろん、咀嚼能力もあがりますので、栄養の摂取もよりよくなります。
口と鼻(副鼻腔)の成長が、顔や首など他の器官の基礎となり、
体の機能や構造が育っていきます。
このように、子供の健全な成長には様々な器官の礎となる
「口腔」の育成が重要な要素となります。
お子さんの歯並びの矯正に関心がある親御さんは近年多くなっていますが、
単に見た目を良くするだけでなく、
口腔機能の正常な成長を促すことが、子供の健全育成に大きく関わってくるのです。
<口腔機能の発達不足で起こる問題とは?>
・口の周りの口輪筋の発達不足により口の締まりが悪くなり、口呼吸が多くなる。
・舌の筋肉の発達不足により気道(空気の通り道)が狭くなる低位舌(発音、咀嚼嚥下などにも影響があります)
・上顎の成長がうまく行われず歯列がU字型やV字型になる
などが挙げられます。
口腔機能の発達不足になる原因は、食事で噛む回数が大幅に減ったことによる
お口周辺の筋肉の発達不足などが指摘されます。
親御さんは自分の子供だけを見ているので、あまり問題に気づけないかもしれません。
しかし歯科医院での定期検診を受けていれば、
医師の目からお子さんの口腔機能発達の問題点にすぐ気づき、
対策をしていくことができます。
次回は口腔機能の発達不足かもしれない?!
気づくためのサインについてご紹介していきます。
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